税金ってなんなの!?ということを調べてまとめたことを紹介していきたいと思います!
「税金のことを基本から知っておきたい!」
という方は読んで参考にしてみてください。
日本人って税金のこと全く学ぶ機会ないですよね。義務教育でも学ばないですし。
私は社会人4年目ながら税金のことをまったく知りません。
所得税とか住民税とか結構取られてんなぁとか、給与明細見て思うくらいですね〜。
目次
税金の使われ方って?
この辺はみなさんご存知かと思いますが、
税金は「マンションを借りた時の共益費」みたいなものだと考えてください。
税金は、私たちが社会で不便なく過ごすために国や地方自治体が行う「公共サービス」を中心に使われています。
例えば、
・道路の整備(信号など
・公共施設(図書館など
・学校
・市区町村
・警察や病院
などなど
こういった運営や維持に、人件費なども含めて税金が使われているのです。
そして、納税の義務は、教育の義務、勤労の義務を加えて、
国民の三大義務と日本国憲法で定められています。
それなのに、ほとんど教えてもらえない、知らないってまずいですよね・・・
税金の種類って?
どこに納税するのか?
国に納める国税と自治体に納める地方税に分別できます。
国税:所得税、法人税、相続税、たばこ税など
地方税:都道府県税、市町村税、事業税、道府県民税、不動産所得税、住民税、固定資産税など
地方活性化が話題になっている理由のひとつに、人がいないことで地方税を徴収できず、予算が組めないということがあります。
さらに、直接税と間接税に区別できます。
直接税:自分が負担する税金を自分が納める
Ex.所得税など
間接税:税金を負担する人と納める人が別
Ex.消費税など
この分け方からわかることのひとつに負担率があります。
間接税とは、所得に関係なく一律に税金を取られるため、低所得者は負担率が重くなります。
そのため、間接税はバランスが大事になってきます。
10%の増税が予定されていますが、間接税であることが、
軽減税率が検討されているひとつの理由です。
何に課税されているのか?
- 所得
- 資産
- 消費
に課税されています。
1.所得は、法人と個人が儲けた利益に課税されます。
税収の約半分が所得への課税といわれています。
2.資産は、法人や個人が持つ不動産や土地などの財産に課税されます。
税収の約15%が資産への課税といわれています。
3.消費は、消費税のことです。
税収の約35%をしめているといわれています。
税金の納め方
申告納税と賦課課税の2種類があります。
申告納税制度とは、自分で税額を計算して納税する制度のことです。
所得や資産など本当は全員、納税申告を行わなければいけないんですね。
しかし、ほとんどの働いている方は、そんな申請したことないよ?というケースが多いでしょう。
それは、サラリーマンには「源泉徴収」が存在するからです。
実は、所得税の約80%が、源泉徴収によって納税されているんです。
源泉徴収とは、所得の支払い者が税額の計算や納税の義務を負うことです。
つまり、会社が代わりに納税してくれているんですね。
これが、給料から住民税や所得税が引かれているカラクリです。
本来はみなさんが、毎年計算し、納税する必要があることを、会社が代わりにやっているんですね。
賦課課税とは、役所が税額を計算して、納税者に通知、納税者が納めることをいいます。
個人事業税や不動産所得税、固定資産税など地方税で主に採用されているものです。
家を持っている人はピンとくるかもしれないですね。
以上ざっくりと説明してきましたが、
まだまだ、これは税金の基本です。
次回からは、みなさんに身近な所得税についてまとめていきたいと思います。
働く人は必ず知っておきたい税金の基本知識【所得税と所得控除の基礎】 – 教養を身につける旅へ
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